島田雍士の情報発信板

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NO.3 日・タイ国際結婚のトータルアドバイザー

サイトオーナーの島田雍士です。

私は、
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タイ人との結婚から日本入国に至るまで、
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完全サポートいたします。

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あなたと大事なパートナーの不安な気持ちも完全バックアップいたします。

(2004/3/26)


NO.4 ISTのWEB用に書いた原稿です。

いま日本で旬の話題です。

タレントの向井亜紀(本名・高田亜紀)さんと元プロレスラーの高田延彦さん夫妻は、2003年11月28日、双子の男の子を得ました。

2000年9月、向井さんは妊娠と同時に子宮頸ガンに罹り、卵巣を残して子宮全摘出手術を受けました。
胎児はもちろん命を絶たれました。
向井さん自身の2年生存率もわずか40%。
それでも我が子を望む夫妻は希望を捨てきれず、アメリカに渡りました。

夫妻の選んだ道は代理母出産。
向井さんの卵子と高田さんの精子を体外受精させ、米国籍の女性(代理母)の子宮に受精卵を移植し、代理母により米国にて出産という方法です。
艱難辛苦を経て3度目のチャレンジ。
ついに、代理母が妊娠し、出産に至りました。

出生児は、血縁上は高田さん夫妻の子です。
しかし、日本の法務省は、従来、「出産した人が母」という解釈を維持してきました。
これによれば、代理母が母であって、向井さんは母ではありません。
高田夫妻の子ではなく、高田さんと代理母の間の非嫡出子ということになります。
そして、希望すれば、後日、向井さんがその子を養子にすべきことになります。

国籍法2条の規定によれば、非嫡出子が出生により日本国籍を取得するためには、父である高田さんの胎児認知が必要です。
報道によると高田さんはこの届出をしたそうです。

いま話題になっているのは、高田夫妻がアメリカ生まれの子供たちを嫡出子として品川区役所に届け出たことです。
これを法務省が受理するかどうか注目されています。
この出生届に国籍留保届が併記されているかどうかは、報道されていないようです。

上記のような従来の法務省の解釈(出産した者が母である)からすると、高田夫妻の出生届は不受理とすべきことになろうかと思われます。
受理の審査などで時間が掛かり、出生から3ヶ月以上経過すると、国籍留保届が提出(受理)されていないことから、国籍法12条の規定により日本国籍を喪失することになります。
国籍留保届は、重国籍を制限するための政策です。外国出生で外国の国籍を取得した場合、3ヶ月以内に出生届と国籍留保届を提出しないと、日本国籍を喪失せしめる、という制度です。
高田夫妻のお子さんは、アメリカ出生でアメリカ国籍を取得しています。

これは、日本の国籍法にはらんだ矛盾が、マスコミで取り上げられている事案です。
法務省は方針を変えるのでしょうか?
高田夫妻と子供たちは、日本の法律を変えてしまうかもしれません。
向井さんが、自民党から参議院に出るという話もあるそうです。

話は変わりますが、02年11月、最高裁は「国籍法3条違憲の疑い」を表明しています(3対2の少数意見)。
出生時に父が日本人で母が外国人の場合、子が非嫡出子で胎児認知されていないケースでは、日本国籍取得のためには、子の認知だけではなく父母の婚姻を要するとした国籍法3条の規定は違憲ではないか、ということです。
母が日本人なら、出生だけで日本国籍を認められるので、明らかに父と母を差別した規定と言えます。

このように、日本の国籍法はここがおかしいそこもおかしい、となってくると、当然、重国籍にも風が吹いてくる可能性があります。

重国籍容認は言うまでもなく、国籍法の改正に他なりません。

(2004/1/29)


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