COLUMN
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 7    離  婚  と  在 留 資 格
更新日時:
2002/05/25
 
 
(序)
 タイ人妻が、「日本人の配偶者等」の在留資格で在留している場合、日本人夫と離婚したらどうなるのでしょうか。早速帰国しなければならないのでしょうか。
 
 この場合の在留資格に関して、東京入国管理局の回答を中心に記しておきます。
 
 
<第1>
東京入国管理局総務課 電話回答(00/07/27)
 
 日本人の配偶者等の在留資格がある場合、たとえ離婚が成立しても、その在留期間が満了するまで、在留資格は有効に存在する。
 離婚によって直ちに在留資格が失われるわけではない。
 在留期間の満了時において、もし、在留を希望する場合には、在留資格の変更によって、在留を続けることも可能である。 
(1)就労への在留資格の変更もありうる。
(2)日本国籍の子供がいて親権者となった場合には、定住者への在留資格の変更がある。
(3)在留資格満了時までに次の婚姻が成立していれば、日本人の配偶者等の在留資格を再び得ることができる。
 
 
<第2>
東京入国管理局宛 メール質問 (Tue, 07 May 2002 10:30:27 +0900)
 
 「日本人の配偶者等」の在留資格で日本に滞在しており、在留期限3年が認められている外国人女性がおります。
この女性は昨年日本人男性と離婚し、1年を経過しました。別の日本人男性との再婚を希望しています。在留期間は来年まで残っております。
 この場合に入管でなすべき手続というのは、来年、「日本人の配偶者等」の在留資格更新許可を申請するだけで、他のご許可は必要ないのでしょうか。
 
 
<第3>
東京入国管理局 メール回答 (Tue, 7 May 2002 15:09:07 +0900)
 
 日本人配偶者と婚姻したことにより「日本人配偶者等」の在留資格を有していた方がその後、日本人夫と離婚した場合は、日本人配偶者としての在留資格の実態が無くなっていますから、引き続き日本での在留を希望する方は、他の在留資格(「定住者」等)への変更申請をしなければなりません。
 また、その後、日本人男性と結婚した場合、再度変更申請をする必要があります。
 
 
<第4>
東京入国管理局インフォメーションセンター所長 (2002/5/13面談回答)
 
 第1は正しい。
 ここにあるように、離婚によって、在留資格がぷつんと切れてなくなってしまうわけではない。在留が可能であることは間違いない。
 
 第3は正しい。
 入管に対して「離婚したらどうなるのか」と問われたり、入管が離婚したことを知った場合には、他の資格に変更するように指導せざるを得ない。
 どうしてかというと、在留資格の「身分若しくは地位」(入管法2条の2)の該当がなくなったからだ。
 
 第2について、
 もし、第3での回答のような手続をしないで、日本人と再婚してしまった場合は、第2記載のとおりである。
転職などの場合には、変更申請の手続が出てくるが、「日本人の配偶者等」から「日本人の配偶者等」への変更は、言葉は悪いが転職と類似しているが、「変更の手続」が存在していない。
 だから、第2のようなケースで、再婚してしまった場合には、「在留期限が来たときに、日本人の配偶者等の在留期間更新許可を申請するだけ」になる。
 但し、この際には、
「離婚したときに、直ちに在留資格変更の手続きをしなければならなかったのに、それをしなかった点は申し訳なかった。今は再婚しているので、『日本人の配偶者等』として、在留更新の許可をお願いしたい」
と一文を入れて欲しい。



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